そのカラフルでありつつシックな雰囲気を醸し出す花手水は、季節や神社の雰囲気に合わせ、そこここで違った表情が楽しめる、風情のある催しです。現在、福岡県糸島市では、1ヶ月の間に、なんと、18もの神社にて花手水が楽しめました。
早速行ってきましたよ!
最後に一度にたくさんみることができる裏技もご紹介します!!!
糸島で花手水が見れる神社と日にちをご紹介
2022年11月の1ヶ月間で見れる18もの花手水は、期間が3つに別れていますので、日程と神社をご紹介します!
※今年は終わってしまいました。また春にでも行ってくれると良いですね。情報が入り次第お伝えします!!
2022年11月1日〜30日
1.櫻井神社

糸島で有名な櫻井神社の花手水。何度も訪れたことがあるのと、11月中ずっとある安心感から、最後の最後に訪れることとなりました。
大きく立派なこの神社の花手水は、落ち着いた色味で、グリーンも相まってまとまっており、水面と、落水と、水とのコラボも感じられ、より楽しめました。
最終日を感じさせない瑞々しさは、神聖な場所、神水ということもあるのでしょうか。




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2.深江神社

手水舎から元気よく飛び出してきそうなピンク!
ピンク系でシックにまとまっている中で、一つ一つの花の存在感がひときわ目立っています。
大きめのお花が多い印象です。どれも元気よく上へ主張しているかのようです。





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3.伊都菜彩

売上日本一を誇り、全国的にも知る人ぞ知る伊都菜彩。神社じゃないのに花手水?どんな花手水なんだろう・・・と思い、訪れてみました。
なるほどー!
小さめの桶にぎっしり花が詰まっている可愛らしい花手水が6つ。それぞれに主張しあっていましたよ。
一つ一つが全く違った表情を見せてくれているので、楽しめます。
色がとっても鮮やかで眩しいくらいでした!買い物に訪れる人の目も慰め、一番人目に触れた花手水だったかもしれませんね。












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2022年11月1日〜10日
4.住吉神社

カラフルでポップな感じの花手水です。濃い黄色、薄い黄色、濃いピンク、薄いピンク・・・いろんな色のお花があります。
期間の1日後に行ったので、少しくったりとした花もありましたが、おおむね元気でした。





境内に、ジャングルジムと滑り台、そしてブランコまで。
この神社は子どもの声で賑わっていそうです。
ジャングルジムのすぐ側には樹齢?年?大きな木が、子どもたちを見守っているかのように佇んでおりました。
ジャングルジムができた時よりもきっとずっと昔から、たくさんの子どもの成長を見守ってきたことでしょう。

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5.高祖神社

山の麓、高祖神社の花手水。
手水舎の水が溜まるところの形が、四つに分かれていて、個性的です。
花が入ると愛らしいクローバーのようにも見えますね。
色とりどりの花で埋まっていますが、ひときわ、元気な黄色の花々が目に飛び込んできて、それから大人っぽい濃いピンクが・・・。
形といい、色味といい、とっても印象に残る花手水です。






高祖神社の横の道を登っていくと、木々に囲まれて上へ上へと誘われます。
ずっと登っていくと高祖山の頂上へ。
その登山道がとっても素敵なのです。
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6.大祖神社

海の側、大祖神社の花手水。
とっても華やかですね!今にも踊り出しそうではありませんか?ところどころ飛び出してる感じもして・・・




大祖神社の側には、「トトロの森」と言われているところがあります。
素敵な場所です。
夕日が綺麗に見れます。
大祖神社
7.白山神社

ザ、ピンク!!!薄黄色など違う色味もあるものの、ピンク勢が勢いよく主張しています。
岩が、自然そのもののような手水舎ですね。荒々しさも感じさせる自然と、その中にぎゅっと佇むピンク!この普段は正反対の位置にあるようなものたちがこんな風に、共演するのが、素晴らしいですね。






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8.浮嶽神社

赤と白の大人っぽい色の中に元気なオレンジがちらほら。
浮嶽神社の雰囲気にぴったりだと思いました。
空気が違うんです。
子どもと共に驚いておりました。
写真はないですが、花手水を鑑賞した後は、小さな池にかかる橋を渡ります。池には大きな黒い鯉が1匹、泳いでいるのが見えました。





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2022年11月11日〜20日
9.産宮神社
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10.宝満宮
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11.志々岐神社
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12.生松天神社

生松天神社の花手水はとても個性的でした!
水盤が小さいながらもその個性を存分に生かした花手水。そして、その数2つ!!
視線を一点に集めた所に広がる世界・・・。花手水には珍しめの色味(黄色や黄緑)から、アクセントの南天の実。そして後ろで見守る木・・・。その木を支える石棒。
全てが相まって一つの世界を作り上げているかのようでした。




一番驚いたのは花手水が2つあったこと!!2つ階段があったので、それぞれ登った先にありました。

2つめに見た花手水。
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13.鎮懐石八幡宮

花もさることながら、石の水盤にとっても惹かれました!!
海抜22mを超える場所にあるだけに、海も望め、船を思わせる形のこの水盤で、この場所から海へ漕ぎ出しそうな・・・。
九州最古の万葉歌碑があるだけに、万葉の世界が思い浮かびます。
見所がたくさんでいつもの何倍もの写真を撮影したので、厳選するのが大変でした!





鎮懐石八幡宮は、海抜22mのところに、展望エリアがあり、そこまでの急な階段が怖いくらいでした!切り出した石の階段が急で、手すりもないので、”振り向いたら終わり”と心の中で思いながら、ただひたすらに登りました・・・。(大袈裟ですが、高所が苦手なもので汗 子どもはぴょんぴょん登って楽しそうでした^ ^)
急な階段が無理な方でも、緩やかな方がありますので、ご安心を。



海抜22mの表示がありました。海が綺麗ですね〜。向こうに見えるのは姫島のようです。夕日がとっても綺麗に見える場所だそうで、ぜひ、見てみたいと思いました!
電車も見えて風情がありました。映画やアニメに良さそうな所ですね♪


万葉歌碑と、願い石。
花手水に出会う旅は、本当に、いろんな素敵な物事に出会える旅であると感じます。



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2022年11月21日〜30日
14.老松神社
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15.宇美八幡宮

長い階段を登った先にある花手水。遊び心ありました^ ^
瓢箪のような実でしょうか?可愛らしくて・・・。









16.伊都国宮地嶽神社
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17.熊野神社

長い階段を登った先にあった花手水。四角くこじんまりとした水盤に浮かぶ花々・・・この色味は初めてでした!
紫から黄色・・・。イメージは何でしょうか??
元気の良さと清楚さと相まっている感じです。こんな斬新な組み合わせも良いですね!楽しいです。






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18.須賀神社

野北港の側にある須賀神社は、なんと、工事中でした!
ただ、工事中でも楽しませてくれる花手水は、一輪でも存在感抜群の大輪の花が所狭しとひしめき合っている印象でした。
こんなにたくさん集まることってなかなかないですよね・・・。カラフルにいろんな色が目に飛び込んできます。




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花手水の由来と今
コロナ禍で多く見られるようになった花手水。古来からの花手水の意味は、水がなく、手を洗えない時に、草花についている露で手を清めることだったようです。
現在は、他の人が柄杓を触れることを避けるために、いつもと同じように、手を清めることができない代わりに、色鮮やかな花を手水舎に浮かべ、目で楽しめるように広まったもののようです。
確かに、ここ2年ほどで、いろんなところで見られるようになりましたし、SNSでも話題に登っています。
花手水を楽しむために神社へ赴く方も多いのではないでしょうか。
私が初めて見たのは、2年前の紅葉八幡宮の花手水です。
いつ、どこの神社であっているのかは調べてみないとわかりませんが、こんな風に、1ヶ月間、どこかの神社で楽しめる期間があるのは楽しい取り組みですね。
年に数回、やってほしいと思います。季節が変われば花や、色味が変わってくることでしょうから楽しみです。
他の地域でもあればぜひ足を運びたいです。
数日または1日で多くの花手水が見たい方必見の裏ワザ!
遠方からの方や、行ける日が限られている方など、一日でたくさん見たい方へ。
日にちを考えると1日で見れる花手水は、最大8かな?と思いきや・・・。
境目に行くともっとたくさん見れるんです。
何日までと決まっていても、お花がその日で枯れるということではないですよね。
花手水に関わる方々は、お花を処分したりはしないはずです。
私なら・・・
傷んで無理だなと思った花だけとって、あとはそのままにしておくかな・・・。
少なすぎたら真ん中に集めたりして。
よっぽど少なくなったら、違う容器に入れるかもしれませんが、捨てるのは最終手段です。
なので、日付が変わったからといって、すぐに花手水のお花を処分はしないでしょう。(もしかしたら移動は考えられるかもしれませんね)
ですので、私も行けなかったので、翌日の午前に行ってみると、ちゃんとありましたよ!
お花もおおむね元気でした!(少し茶色くなってるのはありました)
たくさん見たいのに、行く日が限られてる方は、境目の日に行くと、多く見れますよ。
車であっちこっち行くことになりますが、車ですし、結構すぐの神社もあります。